撮影したVR動画の納品方法

不動産内覧サンプル VR 8K

VR撮影した映像、お客様への納品はどのようにしていますか?

作成したVR動画をどのように納品するのかはVR撮影事業者の大きな悩みの一つです。

方法はいくつかありますが、主に

1. Youtubeにアップロードして納品・展示

撮影したVR360動画をPremiereなどで編集し、動画共有サイトYoutubeにアップロードし公開する方法です。

メリット:Youtube内検索流入を見込める、配信基盤として安定している、コストが掛からない

特にコストが掛からず動画配信の基盤として安定しており、かつ一般ユーザーの認知度が抜群に高いことが挙げられます。「Youtube」といえば多くの方が理解してくれますし、AndroidやiPhoneでは専用アプリで360度のVR動画再生に対応していますから、自宅で見ていただきたいときには最適でしょう。

デメリット:(スマホ利用のため)トラッキングがワンテンポ遅れ違和感がある、Youtubeアプリが必須、イベントでは不安定、独自色が出せない

多くの人が集まるイベント時では正直使いものにならないことが多くあります。

これはYoutubeの仕組みとして仕方のないことですが、VRの性質上4K解像度は欲しいものです。しかし携帯基地局の帯域には限界がありますから高画質で再生ができなかったり、読み込みが追いつかず動画が途切れてしまうことがあります。解決策の一つとしては、会場の光回線を親としてWifiを飛ばすことも考えられますが、大人数では対応に時間がかかってしまいます。

2. Oculus GoやGearVRの純正アプリを使って納品・展示

OculusGoやGearVRを使い、純正のアプリでローカルに保存した動画データを再生する方法です。

展示会などではこの方法で展示されているブースを多々見かけます。

メリット:トラッキングが遅れない、安定性に優れる、ローカルデータのためWifi不要、画質が良い

多くの場合でこの方法が取られているようです。特にOculusGoは2万円強で購入でき、画質も一般のスマホと汎用ゴーグルと比べ良好です。個人の印象ではOculusRiftやHTC VIVEよりも高画質に感じます。撮影した360のVR動画を再生するならまさに最適な機材でしょう。

デメリット:操作が煩雑、競合との差別化ができない

なによりもイベント展示の際は、操作が複雑なことがデメリットになってしまいます。ブースに来てくれたお客様はOculusGoを初めて触る方が多いです。その方に向け、コントローラーの使用方法、そして目的のVR動画を再生する方法を説明することになってしまします。慣れると一瞬の操作ですが、初めて見る方だと戸惑うことがあり、回転数が落ちてしまったり、本来の目的であるVRの被写体の魅力やブース内容が印象に残りづらくなる可能性があります。

3. 専用のアプリを制作して納品・展示

弊社は2014年からVRに携わっていますが、結局はこの方法に落ち着いています。

専用アプリというと大規模な印象ですが、逆にシンプル、アプリの内容は

「一つのVR360動画を、コントローラーのクリックで再生」

だけです。カーソルを合わせる必要もありません。

お客様は「ゴーグルを付けるだけ」でVR動画が開始される、という流れを実現できます。

お客様がVRゴーグルを装着できたところで、スタッフがコントローラーのボタンを押す、といった操作です。

メリット:WiFi不要、操作説明不要、高画質(OculusGo)、競合との差別化につながる

なによりもイベントがスムーズに進みます。ある程度の行列は集客に効果的ですが、あまりに長いと逆効果です。また、OculusGoを利用することで画質がよく、撮影した映像美を比較的損なわず展示まで可能です。また、回転が上がるため、台数やスタッフをへらすことも可能ですし、逆に多くの方に体験していただくきっかけにもなります。

デメリット:制作費がかかる

弊社が承ります。制作費はいただきますが、案件に応じてご検討いただければと思います。展示会や長期の展示、イベントなどで大好評ですので、自信を持っておすすめいたします。費用としても、破格の制作15万円から承りますので、ご安心ください。月1回以上のご利用でお値引きも可能です。

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